[視察活動報告] リノベる社を訪問しました

リノベる社を訪問

NPO法人住環境工事研究会は、既存住宅流通の現状を把握することを目的に、リノベーション事業を手がけるリノベる社を訪問し、事業内容について説明を受けました。本稿では、当日の視察内容を報告します。

視察概要

  • 視察先:リノベる株式会社
  • 実施日:2026年7月1日(水)
  • 参加者:17名
  • 目的:既存住宅流通に関する事業の取り組み状況の把握
  • 内容:事業概要の説明、事例紹介、質疑応答、オフィス見学

視察内容

  1. 既存住宅をめぐる状況

同社からは、人口減少により今後空き家の増加が見込まれること、都市部では新築マンションの価格が上昇していること、日本は新築中心の住宅市場で中古住宅の流通比率が国際的に低いことなどが説明されました。

  1. 事業運営の概要

同社は、これまでの施工実績をもとにした知見を整理し、フランチャイズ(FC)を通じて地方の事業者に提供していると説明しました。サービスの種類としては、間取りを自由に設計するフルオーダー型のほか、仕様を固定したセミオーダー型、すでに所有している住宅を対象としたリノベーションなどがあります。配管更新など目に見えない部分については、独自の品質基準(R1住宅)を設けているとのことでした。

  1. 自治体・金融機関との連携事例

連携事例として、山梨県の職員宿舎をリノベーションして賃貸住宅として活用する取り組みが紹介されました。また、静岡銀行との資本業務提携により、リノベーション向けの住宅ローンの提供や、地元企業の社宅活用の支援を行っているとの説明がありました。

  1. 顧客対応(カウンセリング)

同社では、初回のカウンセリングに約3時間を設けているとのことです。ショールームでの内装材の確認や、過去に入居した顧客の住宅の訪問などを通じて、顧客の希望を確認していると説明がありました。

  1. オフィス見学

築50年のビルをリノベーションした同社オフィス「クロッシング・フィールド」を見学しました。住宅リノベーションの考え方をオフィス空間に応用した事例として紹介されました。

編集後記

当法人では、建築・住環境に関する現場の視察を今後も行い、その内容を報告していきます。視察活動にご関心のある建築関係者の方は、オブザーバー参加をご検討ください。また、視察先も随時募集しております。取り組みをご紹介いただける企業・自治体の方は、お問い合わせください。