シックハウス症候群について
住宅建材などから発生する濃度の高い化学物質によって健康被害が生じる「シックハウス症候群」が深刻な問題となっています。その代表的な原因物質が、合板・集成材などの接着剤として使われるホルムアルデヒド。フローリング、壁、天井などの内装仕上げ材やタンスなどの家具などに使用されています。そのほか、塗料に使われるトルエンやキシレン、シロアリ駆除剤など、様々な化学物質が室内に充満。さらに高気密・高断熱の高度な住まいづくりが化学物質の逃げ場をなくしています。
シックハウス症候群の症状
- 目や鼻の粘膜、のどの粘膜がチクチクする
- 唇などの粘膜が乾燥する
- 皮膚に紅班(こうはん)、じんましん、しっしんがでる
- 疲れやすい
- 頭痛がしたり、気道の病気に感染しやすい
- 息が詰る感じや、気道がゼイゼイ音をだす
- 色々な刺激に敏感に反応する
- めまいや吐き気、嘔吐を繰り返す
WHO(世界保健機構)では、上記のような症状が1つ、または2つ以上あらわれる病気を
シックハウス症候群といっています。
シックスクール・・・子どもたちは大丈夫?
アメリカでシックハウス問題の研究者として最も有名な環境臨床医学博士ドリス・ラップ女史は、シックスクールについてこどもたちが発する大きな5つのサインを次のように紹介しています。
- 教室内に入るとしばしば子どもの脈拍が速くなる
- 喘息の子どもたちは教室内呼吸能力が著しく低下する
- 子どもたちは教室内では書き取り能力が驚くほど低下する
- 子どもたちが教室内に入ると、動作が変化する
- まぶたや顔が赤く変化し、目の周りが膨らんだり、しわが寄り、
- 目つきもとろんとした感じになる
住環境工事研究会では短時間でホルムアルデヒドの発生源が特定できるサービスを開始いたしました。シックハウス診断結果を元に安全な室内環境対策を提案をいたします。
建築物を破壊することなくその場で簡便、迅速、明瞭に正確な値を知ることができます。
ホルムアルデヒド放散量をデジタル表示する装置です
「東京大学大学院柳沢研究室」と「日本リビング」 が
シックハウス対策のために
共同開発したセンサー【HCHO Flux Monitor】。
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